検討【iShares】散布図|相関係数|主軸:IXN(情報技術セクター)

iシェアーズ>散布図|相関係数【主軸IXN】,何を組合せる?,儲かのは?
ページ概要 ➢ BlackRock(ブラックロック) ➢ iShares(iシェアーズ) 儲かるか価格推移と騰落率で確認し、含まれる銘柄を確認する。
1) ティッカー(日本株の銘柄コード)別に長期間の価格グラフで価格の推移を確認する。
2) 年初価格から年末価格の騰落率と年間の高値と安値を確認する。
3) ETFに含まれる国別割合や構成銘柄、構成業種を確認する。
但し、銘柄や割合などは毎月の調整で変わる可能性がありますので詳細は運用会社のサイトで確認下さい。 新NISAの成長投資枠で運用するETFを選ぶ際の参考になれば幸いです。

【 コア・サテライト戦略 】 IXN(情報技術セクター)ETFの組合わせを考える。

iShares Global Tech ETF の散布図と相関係数を調べる。


iShares IVV:価格グラフ,期間:最大


  IXNはテクノロジーセクターのグローバル株式で構成されたETFです。
  (情報技術セクターが対象)/約1,200社

  資産の暴落リスクを低くする事を目指す。


※ 算出条件:設定日から各月の月初の終値価格を抽出する。
散布図の Y軸と X軸には下記を配置する。
① Y軸に IXN:情報技術セクター

② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 TLT  米国国債(20年超)  1列目:左側 
 IEF  米国国債(7-10年)  1列目:中央
 SHY  米国短期国債(1-3年)  1列目:右側
 SHV  米国短期国債(1年未満)  2列目:左側
 TIP  米国物価連動国債  2列目:中央
 LQD  米国投資適格社債  2列目:右側
 USIG  米ドル建投資適格社債   3列目:左側 
 IGIB  米国中期社債(5-10年)  3列目:中央
 IGSB  米国短期社債(1-5年)  3列目:右側

散布図 01
※ 目的:IXN(情報技術セクター)が暴落する場合に価格が上昇するETFを探し、
資産価値の変動リスクを低くする。

※ 考察:TLT(米国長期国債)との相関係数は0.49で強い相関では無いが同じ方向に動く様に見える。
但し、価格グラフで確認すると、2008年12月と2000年3月の下落局面ではリスクを軽減している。

USIG(米ドル建投資適格社債)との相関係数は0.31で相関はない様に見えるが、
価格グラフで確認すると一緒に価格が下落し、リスクを拡大している。
但し、USIGは価格幅が50~55で推移しているので下落時でも戻りが早い。




② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 HYG  米国ハイイールド社債  1列目:左側 
 AGG  米国総合債券  1列目:中央 
 MBB  米国不動産担保  1列目:右側 
 IGOV  先進国国債(除く米国)  2列目:左側 
 LEMB  新興国自国通貨建て国債   2列目:中央 
 RXI  一般消費財セクター株   2列目:右側 
 IXJ  ヘルスケアセクター株   3列目:左側 
 IXG  金融セクター株   3列目:中央 
 KXI  生活必需品セクター株   3列目:右側 

散布図 02
※ 考察:HYG(米国ハイイールド社債)との相関係数は-0.44で逆相関がある様に見えるが、
価格グラフで確認すると下落するタイミングが同じでリスクを拡大している。

IXG(金融株)との相関係数は0.41で相関は小さい様に見えるが、
比較している指数が違うので構成銘柄を調べると約0.0%で一致しない。
価格グラフで確認すると2008年の金融危機時に下落に転じる初動がIXNより早い、
住宅ローン関係の下落なので金融株が先に下るが、他のセクター及び世界に波及すると気付けれるか?
米国2年債券利回りは2007年6月に約5.1%をピークに2007年12月には約3.0%、
2008年12月には約1.0%を割っています。
2020年は下落するタイミングが一緒でリスクを拡大している。




② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 EXI  資本財セクター株  1列目:左側 
 MXI  素材セクター株  1列目:中央 
 JXI  公益事業セクター株  1列目:右側 
 IGF  インフラ株  2列目:左側 
 IXP  電気通信セクター株   2列目:中央 
 IXC  エネルギーセクター株   2列目:右側 
 ICLN  クリーンエネルギー株   3列目:左側 
 IBB  バイオテクノロジー株   3列目:中央 
 IYR  不動産ダウ・ジョーンズ株   3列目:右側 

散布図 03




② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 WOOD  木材及び林業事業株  1列目:左側 
 GSG  コモディティ   1列目:中央 
 IAU  金現物  1列目:右側 
 SLV  銀現物  2列目:左側 
 IVV  S&P500 大型株  2列目:中央 
 IJH  S&P400 中型株   2列目:右側 
 IJR  S&P600 小型株   3列目:左側 
 OEF  S&P100 超大型株   3列目:中央 
 IOO  S&P100 大型国際株   3列目:右側 

散布図 04
※ 考察:IAU(金現物)との相関係数は0.70で相関がある。
価格グラフで確認すると金融危機の下落で同じ方向に進み、リスクは拡大する。
但し、金価格の回復が早く、別の要因(地政学リスクや米国の金利など)で価格が動いている。
2007年12月頃の金利低下時に金価格は上昇し、2008年3月頃には下落に転じる。
(金融危機が目前だと気付けるか?)
2016年1月頃の低金利時に株価が上昇するが金価格は横ばい、
現在は高金利ですが金価格も上昇しています。
資産価値の変動リスクを低くする役割は限定的ですが、
インフレ(物価高)対策で金現物は含める必要がありそうです。




② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 HDV  高配当株  1列目:左側 
 DVY  好配当株  1列目:中央 
 SUSA  ESG米国 大型株・中型株   1列目:右側 
 ESGU  ESG米国 大型株・中型株   2列目:左側 
 ESML  ESG米国 小型株  2列目:中央 
 IWB  ラッセル1000 大型・中型株   2列目:右側 
 IWM  ラッセル2000 小型株  3列目:左側 
 EZU  欧州先進国 大型・中型株   3列目:中央 
 HEZU  欧州先進国 大型・中型株   3列目:右側 

散布図 05
※ 考察:HDV(高配当株)との相関係数は0.84で強い相関がある。
比較している指数が違うので構成銘柄を調べると約3.4%が一致している。
価格グラフで確認すると、2020年2月のコロナショックは同じタイミングで下落し、
2022年は米国のインフレ(金利上昇)による株価下落も方向は同じでリスクを拡大している。

DVY(好配当株)との相関係数は0.88で強い相関がある。
構成銘柄を調べると約1.3%が一致している。
価格グラフで確認すると、株価下落は方向は同じでリスクを拡大している。




② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 IEV  欧州株  1列目:左側 
 HEWG  ドイツ株 大型・中型株  1列目:中央 
 EWG  ドイツ株  1列目:右側 
 EPOL  ポーランド株  2列目:左側 
 HEWJ  日本株式 大型・中型株   2列目:中央 
 EWJ  日本株式  2列目:右側 
 EPP  アジア先進国株 (日本除く)   3列目:左側 
 TOK  先進国株 (日本除く)  3列目:中央 
 EFA  先進国株 大型・中型株 (米国・カナダ除く)   3列目:右側 

散布図 06




② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 ESGD  先進国(米国・カナダ除く)大型・中型株   1列目:左側 
 IFGL  先進国 (米国除く) 不動産株  1列目:中央 
 EEM  新興国 大型・中型株  1列目:右側 
 IEMG  新興国株(全体)  2列目:左側 
 EEMS  新興国 小型株  2列目:中央 
 ESGE  新興国 ESG (大型・中型株)  2列目:右側 
 FM  新興国 フロンティア市場とエマージング市場   3列目:左側 
 ACWI  全世界株式 大型・中型株  3列目:中央 
 ILF  ラテンアメリカ株  3列目:右側 

散布図 07
※ 考察:ACWI(全世界株式 大型・中型株)との相関係数は0.96で強い相関がある。
比較している指数が違うので構成銘柄を調べると約99.8%が一致している。
価格グラフで確認すると、2008年の金融危機、2020年2月のコロナショック、
2022年の米国のインフレ(金利上昇)による株価下落も方向は同じでリスクを拡大している。




② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 PFF  米国・カナダ 優先株式・ハイブリッド証券   1列目:左側 
 FXI  中国 大型・中型株  1列目:中央 
 EWT  台湾株  1列目:右側 
 EWY  韓国株  2列目:左側 
 EWS  シンガポール株   2列目:中央 
 EWM  マレーシア株  2列目:右側 
 EPHE  フィリピン株  3列目:左側 
 EIDO  インドネシア株   3列目:中央 
 THD  タイ株  3列目:右側 

散布図 08
※ 考察:EWT(台湾株)との相関係数は0.92で強い相関がある。
比較している指数は違うが、構成銘柄を調べると約 5.4%が一致している。
価格グラフで確認すると、2021年12月の株価下落は方向は同じでリスクを拡大している。




② 下記をX軸とする。
 ティッカーコード   内 容   位 置 
 TUR  トルコ株   1列目:左側 
 EWZ  ブラジル株   1列目:中央 
 EWW  メキシコ株   1列目:右側 

散布図 09



目 的: BlackRock(iShares)株式ETFの価格推移グラフと各年ETF価格を騰落率で比較する。
対象ETF: 企業価値分類、大型株、中型株、小型株、高配当株、好配当株、
環境・社会・企業統治、ほか
特 徴: ETFに含まれる構成銘柄、構成業種(ESG)、配当利回り(分配利回り)を比較する。
ティッカー: IVV,IJH,IJR,OEF,IOO,HDV,DVY,ESGU,SUSA,IVV


出典: ブラックロック・ファンド・アドバイザーズのファクトシート及び運用報告書より。
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