検討【iShares】散布図|相関係数|主軸:TLT(米国長期国債)
ページ概要 ➢ BlackRock(ブラックロック) ➢ iShares(iシェアーズ)
儲かるか価格推移と騰落率で確認し、含まれる銘柄を確認する。
1) ティッカー(日本株の銘柄コード)別に長期間の価格グラフで価格の推移を確認する。
2) 年初価格から年末価格の騰落率と年間の高値と安値を確認する。
3) ETFに含まれる国別割合や構成銘柄、構成業種を確認する。
但し、銘柄や割合などは毎月の調整で変わる可能性がありますので詳細は運用会社のサイトで確認下さい。 新NISAの成長投資枠で運用するETFを選ぶ際の参考になれば幸いです。
【 コア・サテライト戦略 】 TLT(米国長期国債)ETFの組合わせを考える。
iShares 20 Plus Year Treasury Bond ETF の散布図と相関係数を調べる。
TLTは償還期間が20年超のETFです。
(米国長期国債が対象)
資産の暴落リスクを低くする事を目指す。
※ 算出条件:設定日から各月の月初の終値価格を抽出する。
散布図の Y軸と X軸には下記を配置する。
① Y軸に TLT:米国国債
② 下記をX軸とする。
散布図 01
散布図の Y軸と X軸には下記を配置する。
① Y軸に TLT:米国国債
② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
IEF | 米国国債(7-10年) | 1列目:左側 |
SHY | 米国短期国債(1-3年) | 1列目:中央 |
SHV | 米国短期国債(1年未満) | 1列目:右側 |
TIP | 米国物価連動国債 | 2列目:左側 |
LQD | 米国投資適格社債 | 2列目:中央 |
USIG | 米ドル建投資適格社債 | 2列目:右側 |
IGIB | 米国中期社債(5-10年) | 3列目:左側 |
IGSB | 米国短期社債(1-5年) | 3列目:中央 |
HYG | 米国ハイイールド社債 | 3列目:右側 |
散布図 01
※ 目的:TLT(米国国債)が暴落する場合に価格が上昇するETFを探し、
資産価値の変動リスクを低くする。
※ 考察:IGSB(米国短期社債)との相関係数は0.76で相関が強い様に見える。
但し、価格グラフで確認すると、2008年12月の下落局面ではリスクを軽減している。
IGSBは価格幅が50~52で推移しているので下落時でも戻りが早い。
比較対象が債券の為、金利上昇時には共に下落する。
資産価値の変動リスクを低くする。
※ 考察:IGSB(米国短期社債)との相関係数は0.76で相関が強い様に見える。
但し、価格グラフで確認すると、2008年12月の下落局面ではリスクを軽減している。
IGSBは価格幅が50~52で推移しているので下落時でも戻りが早い。
比較対象が債券の為、金利上昇時には共に下落する。
② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
AGG | 米国総合債券 | 1列目:左側 |
MBB | 米国不動産担保 | 1列目:中央 |
IGOV | 先進国国債(除く米国) | 1列目:右側 |
LEMB | 新興国自国通貨建て国債 | 2列目:左側 |
IXN | 情報技術セクター株 | 2列目:中央 |
RXI | 一般消費財セクター株 | 2列目:右側 |
IXJ | ヘルスケアセクター株 | 3列目:左側 |
IXG | 金融セクター株 | 3列目:中央 |
KXI | 生活必需品セクター株 | 3列目:右側 |
散布図 02
※ 考察:IXN(情報技術株)との相関係数は0.49で相関がある。
価格グラフで確認すると2008年12月の株価下落はリスクを軽減しているが、
2022年10月の株価下落(金利上昇時)はリスクが拡大ている。
IXG(金融株)との相関係数は-0.01で相関は無い。
価格グラフで確認すると金利の利下げ時に金融株が暴落(約-70%)するが、TLTは上昇(約+35%)し、
リスクを軽減している。
2021年のインフレ率の上昇で債券価格は下落し、金融株は上昇している。
価格グラフで確認すると2008年12月の株価下落はリスクを軽減しているが、
2022年10月の株価下落(金利上昇時)はリスクが拡大ている。
IXG(金融株)との相関係数は-0.01で相関は無い。
価格グラフで確認すると金利の利下げ時に金融株が暴落(約-70%)するが、TLTは上昇(約+35%)し、
リスクを軽減している。
2021年のインフレ率の上昇で債券価格は下落し、金融株は上昇している。
2
② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
EXI | 資本財セクター株 | 1列目:左側 |
MXI | 素材セクター株 | 1列目:中央 |
JXI | 公益事業セクター株 | 1列目:右側 |
IGF | インフラ株 | 2列目:左側 |
IXP | 電気通信セクター株 | 2列目:中央 |
IXC | エネルギーセクター株 | 2列目:右側 |
ICLN | クリーンエネルギー株 | 3列目:左側 |
IBB | バイオテクノロジー株 | 3列目:中央 |
IYR | 不動産ダウ・ジョーンズ株 | 3列目:右側 |
散布図 03
※ 考察:IXC(エネルギー株)との相関係数は-0.25で相関は無い様に見える。
価格グラフで確認すると物価の安定時(低金利時)はIXCもTLTも共に同じ様に推移し、
インフレで金利が上昇すると逆に動き、リスクを軽減している。
特に2003年3月頃のイラク戦争など中東が不安定化すると原油価格が上昇し、インフレに火が付く。
価格グラフで確認すると物価の安定時(低金利時)はIXCもTLTも共に同じ様に推移し、
インフレで金利が上昇すると逆に動き、リスクを軽減している。
特に2003年3月頃のイラク戦争など中東が不安定化すると原油価格が上昇し、インフレに火が付く。
3
② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
WOOD | 木材及び林業事業株 | 1列目:左側 |
GSG | コモディティ | 1列目:中央 |
IAU | 金現物 | 1列目:右側 |
SLV | 銀現物 | 2列目:左側 |
IVV | S&P500 大型株 | 2列目:中央 |
IJH | S&P400 中型株 | 2列目:右側 |
IJR | S&P600 小型株 | 3列目:左側 |
OEF | S&P100 超大型株 | 3列目:中央 |
IOO | S&P100 大型国際株 | 3列目:右側 |
散布図 04
※ 考察:IAU(金現物)との相関係数は0.47で相関はある。
価格グラフで確認すると金融危機時には共に上昇し、物価上昇時(インフレ)は逆に動き、
リスクは軽減している。
SLV(銀現物)との相関係数は0.07で相関は無い様に見える。
価格グラフで確認すると物価上昇時(インフレ)は逆に動き、リスクは軽減している。
IAUかSLVのどちらかを物価対策(インフレ対策)で資産運用に含める必要がありそうです。
価格グラフで確認すると金融危機時には共に上昇し、物価上昇時(インフレ)は逆に動き、
リスクは軽減している。
SLV(銀現物)との相関係数は0.07で相関は無い様に見える。
価格グラフで確認すると物価上昇時(インフレ)は逆に動き、リスクは軽減している。
IAUかSLVのどちらかを物価対策(インフレ対策)で資産運用に含める必要がありそうです。
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② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
HDV | 高配当株 | 1列目:左側 |
DVY | 好配当株 | 1列目:中央 |
SUSA | ESG米国 大型株・中型株 | 1列目:右側 |
ESGU | ESG米国 大型株・中型株 | 2列目:左側 |
ESML | ESG米国 小型株 | 2列目:中央 |
IWB | ラッセル1000 大型・中型株 | 2列目:右側 |
IWM | ラッセル2000 小型株 | 3列目:左側 |
EZU | 欧州先進国 大型・中型株 | 3列目:中央 |
HEZU | 欧州先進国 大型・中型株 | 3列目:右側 |
散布図 05
※ 考察:HDV(高配当株)との相関係数は0.14で相関は無い。
価格グラフで確認すると上下のタイミングが違う。
但し、HDVは右肩上がりでゆっくり上昇している、価格の変動幅は少ない。
DVY(好配当株)との相関係数は0.44で相関がある。
価格グラフで確認するとHDVよりは逆の動きをしている。
DVYはHDVと違い価格の変動幅が大きい。
価格グラフで確認すると上下のタイミングが違う。
但し、HDVは右肩上がりでゆっくり上昇している、価格の変動幅は少ない。
DVY(好配当株)との相関係数は0.44で相関がある。
価格グラフで確認するとHDVよりは逆の動きをしている。
DVYはHDVと違い価格の変動幅が大きい。
5
② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
IEV | 欧州株 | 1列目:左側 |
HEWG | ドイツ株 大型・中型株 | 1列目:中央 |
EWG | ドイツ株 | 1列目:右側 |
EPOL | ポーランド株 | 2列目:左側 |
HEWJ | 日本株式 大型・中型株 | 2列目:中央 |
EWJ | 日本株式 | 2列目:右側 |
EPP | アジア先進国株 (日本除く) | 3列目:左側 |
TOK | 先進国株 (日本除く) | 3列目:中央 |
EFA | 先進国株 大型・中型株 (米国・カナダ除く) | 3列目:右側 |
散布図 06
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② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
ESGD | 先進国(米国・カナダ除く)大型・中型株 | 1列目:左側 |
IFGL | 先進国 (米国除く) 不動産株 | 1列目:中央 |
EEM | 新興国 大型・中型株 | 1列目:右側 |
IEMG | 新興国株(全体) | 2列目:左側 |
EEMS | 新興国 小型株 | 2列目:中央 |
ESGE | 新興国 ESG (大型・中型株) | 2列目:右側 |
FM | 新興国 フロンティア市場とエマージング市場 | 3列目:左側 |
ACWI | 全世界株式 大型・中型株 | 3列目:中央 |
ILF | ラテンアメリカ株 | 3列目:右側 |
散布図 07
※ 考察:ACWI(全世界株式 大型・中型株)との相関係数は0.43で相関がある。
価格グラフで確認すると金融危機時の2008年12月、コロナショックの2020年4月などは逆の動きをしている。
TLT(米国長期国債)価格は金利上昇で下落率が-50%で100ドル以下に戻ってきている。
この価格での購入が将来の資産価値の変動リスクを低くする可能性がありそうです。
価格グラフで確認すると金融危機時の2008年12月、コロナショックの2020年4月などは逆の動きをしている。
TLT(米国長期国債)価格は金利上昇で下落率が-50%で100ドル以下に戻ってきている。
この価格での購入が将来の資産価値の変動リスクを低くする可能性がありそうです。
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② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
PFF | 米国・カナダ 優先株式・ハイブリッド証券 | 1列目:左側 |
FXI | 中国 大型・中型株 | 1列目:中央 |
EWT | 台湾株 | 1列目:右側 |
EWY | 韓国株 | 2列目:左側 |
EWS | シンガポール株 | 2列目:中央 |
EWM | マレーシア株 | 2列目:右側 |
EPHE | フィリピン株 | 3列目:左側 |
EIDO | インドネシア株 | 3列目:中央 |
THD | タイ株 | 3列目:右側 |
散布図 08
8
② 下記をX軸とする。
ティッカーコード | 内 容 | 位 置 |
TUR | トルコ株 | 1列目:左側 |
EWZ | ブラジル株 | 1列目:中央 |
EWW | メキシコ株 | 1列目:右側 |
散布図 09
9
目 的: | BlackRock(iShares)債券ETFの価格推移グラフと各年ETF価格を騰落率で比較する。 |
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対象ETF: | 国債、社債、債券、長期、中期、短期、物価連動、投資適格、ハイイールド、 投資適格モーゲージ、先進国、新興国、米国除く、自国通貨建て、ほか |
特 徴: | ETFに含まれる発行体、債券種別、構成銘柄、配当利回り(分配利回り)、 デュレーション、格付け、残存期間を比較する。 |
ティッカー: | TLT,IEF,SHY,SHV,TIP,IGIB,IGSB,LQD,USIG,HYG,AGG,MBB,IGOV,LEMB |
出典: | ブラックロック・ファンド・アドバイザーズのファクトシート及び運用報告書より。 |
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